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睡眠時無呼吸症候群の検査

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当院で行う検査について

睡眠時無呼吸症候群はあらゆる世代にみられる病気です。50歳代の日本人では約10人に1人以上が罹患しているとされ、肥満でなくとも顎の小ささなどで夜間の睡眠時無呼吸に繋がる事が知られています。日中に眠気で仕事に支障がでたり、難治性の高血圧や心不全、糖尿病発症にまで関与しており、死に関連することもあるとされています。治療することで高血圧の改善や心不全の改善、日中の眠気の改善にも効果があるとされています。 就寝中のいびきや、日中の眠気が強い場合や思い当たる事がありましたら検査を受けることをおすすめします。

  1. 01.簡易検査

    ご自宅で、検査機器(パルスオキシメーター)を指に装着して就寝していただきます。
    睡眠時の血中酸素飽和度と、呼吸の状態が測定されます。血中酸素飽和度は、血液中にどれくらい酸素が含まれているのかを示す数値で、そこからSASの傾向を判定します。
    また、当院では簡易PSGの貸出をしており、ご自宅での検査が可能です。1時間あたりの無呼吸や低呼吸の頻度「AHI(無呼吸低呼吸指数)」を算出し、AHIが40以上の場合、CPAP療法の対象になります。

    SAS簡易検査キット
  2. 02.精密検査(さらに検査が必要な方)

    簡易検査にてAHIが39以下の場合は、終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG)をおすすめします。
    入院での検査が必要な場合には地域基幹病院を紹介しています。これらの検査によるAHIが20以上の場合、CPAP療法の対象になります。

    AHI(無呼吸低呼吸指数)

    5未満:睡眠時無呼吸症候群ではない

    5~15:軽症

    15~30:中等症

    30以上:重症

    SAS精密検査機器
  3. 03.治療方針の決定

    治療法は検査データをもとに、症状の程度やご本人の希望などによって決定します。マウスピースで治療ができる場合には、連携している耳鼻科に紹介いたします。
    治療は通常、長期にわたります。そのためご理解いただけるまで、丁寧にご説明いたします。最善の治療法を、一緒に見つけていきましょう。